聖クラリス探偵団 2 (ギャグ王コミックス)価格: 410円 レビュー評価:2.0 レビュー数:1 彼方には無かった新たな謎解きシステム。そしてさまざまな恋愛模様。 そういう部分での物語りはよいのだが肝心の謎解き部分が納得いかない。 |
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新しい大江光価格: 3,059円 レビュー評価:4.5 レビュー数:2 大江光さんの3枚目のCD。このCDの解説を大江健三郎さんが書かれています。ポリティカル・コレクトネス(=PC)について、ささやかな問題提起が読み取れます。PCは、政治的公正と訳されていて、社会的少数派の文化・権利などを尊重し、傷つけるような言動を慎もうとすることなのですが、これまでの光さんの作品もPC的な評価を受けていたのだろうか。大江健三郎さんとしては、PCの庇護の下でなく、一人の音楽家として世の中に受け入れたのだと信じたい、という複雑な親心が述べられています。事実、光さんの音楽は、とても素晴らしく、その素晴らしさは、モーツァルトに捧げられたものに類似すると思います。それは邪魔にならない清 |
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ルシアン・シーズンズ価格: 2,520円 レビュー評価: 5.0 レビュー数:1 かつてヴィヴァルディとピアソラの「四季」を扱ったクレーメルの名盤『エイト・シーズンズ』の続編。パロディと皮肉の入り混じった仮面の下に、ロシアの季節感が見え隠れする。 前半は、サンクトペテルブルクの作曲家レオニード・デシャトニコフ(1955−)がクレーメルとクレメラータ・バルチカのために作曲した「ルシアン・シーズンズ」。ロシア各地の古い伝統音楽を土台としながらも、ジプシー風、ストラヴィンスキー風、ジャズ風、バロック舞曲風など、現代的な多様性が反映されている。「カッコウとともに嘆く歌」に見られるような泥酔した男のように調子っぱずれなヴァイオリンは、ロシアならではのこっけいな自虐感 |
シューマン:詩人の恋価格: 3,059円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 「詩人の恋」の歴史的名盤といえば、ディースカウとエッシェンバッハによる録音だろう。ディースカウらしい詩の感情をすこぶる全身で押し出すような歌唱であった。一方、こちらゲルネの歌いまわしは高貴な雰囲気である。ディースカウが演歌ならこちらは品の良いポップスといった感じ。清涼感に満ちる。アシュケナージのピアノは聴きものだ。このピアノを聴くだけでも十二分にこのディスクを買う価値はある。ところで並録されている「リーダークライス」は“異郷にて”で開始される有名な「リーダークライス」ではなく、ハイネの詩による別篇の「リーダークライス」である。 |
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